10大・ユネスコ無形文化遺産
日本の10大厄払い祈願 2
6.見島のカセドリ開催日: 毎年2月の第2土曜日(佐賀市蓮池町見島)
カセドリとは、神から使わされた雌雄のつがいのニワトリと考えられており、竹の割れている方を床面に小刻みに激しく打ちつけ、ガチャガチャと打ち鳴らしながら、先々で酒をふるまわれ、切り餅を戴きながら家々を回り、「その年の家内安全や五穀豊穣などを祈願」する行事だそうです。
(佐賀県HPより)
7.甑島のトシドン
開催日: 大晦日の夜の行事(鹿児島県 薩摩川内町 下甑島)
シュロやソテツの葉っぱや紙などで作った仮面やマントを身につけた青年たちがトシドンに扮し、子供のいる家を訪れ、一年間を戒め、新年の誓いを立てさせる行事。
祝福神であるトシドンからもらう「年餅」を食べると無事に年をとることができると言われている。
(鹿児島県の観光協会HPより)
8.薩摩硫黄島メンドン
開催日: 毎年旧暦の8月1日から二日間(鹿児島県三島村) ※ 要確認
鹿児島郡硫黄島の熊野神社に奉納される、「硫黄島八朔太鼓踊り」に登場する仮面神
「メンドン」。
メンドンは天下御免という意味で、メンは島で元服という14歳になった男児の家で作り・・・
中に誰が入っているかを、詮索することも出来ないとのことです。
その様子は南方系の特徴を残しており、手に持っているスッベン木の枝で観客を叩きます。
叩かれると魔が祓われると言われています。(三島村HPより)
一種の「元服式」 成人になる男の子のひとり立ちを祝っているような気がします。
9.悪石島のボゼ
開催日: 毎年旧暦の7月16日(鹿児島県十島村) ※ 要確認
ボゼは来訪神と言われ、は一年に一度だけ決められた日に訪れる神様のことだそうです。
● 「物や人のけがれを浄化して平常の生き生きとした生活に戻す」 という面と、
● 「過去の自分を変革し、完全に近い自分へと進化させる」 という
二つの意味合いがあるそうです。
面白いのが 其の内容で・・・
通常通りの二日間の「 盆踊りの終盤 」に、突如現れ、赤土を付けた「ボゼマラ」と呼ばれる木の棒を、人々にこすりつけてまわることが 「厄払い」になるそうです。
ちょっと Hな雰囲気ですが・・・(笑)
死者の供養の舞の場を、一気に「笑い」に盛り上げる 「変化が楽しい」お祭りだそうです。
(写真は鹿児島県HPより)
10.宮古島のパーントゥ )(沖縄県宮古島)
開催日: 年に3回(旧暦3月末から4月初、旧暦5月末から6月初、旧暦9月吉日】 ※要確認
元々は干ばつの日々が続いたある日に、海岸に木の仮面が流れ着き、それをかぶり村人を驚かしたところ、雨が降り始めたことを起源としたものだそうです。
神が降臨した時の姿を現わしたものと言われており、パーントゥに泥を塗られると厄払いになると言われています。
ぬられる泥は、宮島小学校の東側にある「ンマリガー(産まれ泉)」と呼ばれる、「特別な泉」の底から取られ、かつて産湯には必ずこの泉から汲んだ水が用いられた神聖なものだそうです。
厄払いを目的とした神聖な儀式が由来のものだそうです。
( 画像・文章 沖縄REPEATさんより)
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