10大・ユネスコ無形文化遺産
日本の10大厄払い祈願 1
1.男鹿のなまはげ開催日: 大晦日(秋田県男鹿市)
それぞれの集落の青年たちがナマハゲに扮して、
「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はいねがー」と生活習慣の「なまけ心」を,
はぐ意味合いで回って歩く行事です。
● 「伝承館」で数々お面の展示や再現ビデオ
● 「なまはげ館」では実演が (昨年私もみてきました)ご覧になれます。
2.吉浜のスネカ
開催日: 1月15日(岩手県大船渡市 三陸町吉浜(旧・気仙郡三陸町吉浜)
囲炉裏やコタツに入ってばかりいて怠けている者の脛(すね)に付いた、火の斑を剥ぎ取ってしまう、といった意味の「 スネカワタグリ 」
なまはげと似た格好だが、地元特産のアワビの殻が付いており、歩く度に『ガラガラ、ガラガラ』と音を立てるのが来訪の合図となるそうです。
3.氷川の水かぶり
開催日: 2月の初午に行われる火伏せの行事(宮城県登米市)
厄年の男達が中心となって行われる行事は、藁製のオシメという装束とアタマという被り物を付け、顔に鍋墨を塗った一団が、ポンデンを持った還暦の者を先頭に大慈寺境内の秋葉権現社にお参りした後、通りの家に水をかけながら町中を南から北に走り抜ける。
水かぶりの一行が通りかかると町内の人々は、争って装束の藁を引き抜き屋根に載せる。
こうすると火伏せになるとか、魔除けになるといわれており、米川では、初午の日以外には、水かぶりをしてはならないとされ、また、水かぶりの一行が通り過ぎるまでは、「色の付いたもの」を食べることが禁じられている。
これを破ると、火事が発生しやすくなると伝えられている。(宮城県のHPから)
4.遊佐の小正月 (山形県遊佐町)
開催日: 毎年旧暦の7月16日(鹿児島県十島村) ※ 要確認
女鹿のアマハゲ 1月3日 集落内の八幡神社を17時頃出発
滝ノ浦のアマハゲ 1月1日 集落内の大鳥神社を18時~18時30分頃出発
鳥崎のアマハゲ 1月6日 集落内の三上神社を19時頃出発
「アマハゲ」とは「火斑を剥ぐ」という意味であるとされています。
火斑(囲炉裏に当たりすぎてできるたこ)を剥いで怠け心を戒め、勤労を勧めるとともに、
厄災を払い、無病息災を願う 意味合いがこめられている(遊佐町HPより)
5.能登のアマメハギ
開催日: 毎年2月3日(石川県輪島市輪島町)
鬼に扮した子どもたちが、
蓑を付けフカグツを履き、手に包丁(模造)やサイケ(竹で作った筒のようなもの)をさげ、・・・
「アマメー」と叫び、なまけ癖のついた人を「早く外に出て働け」と戒める民俗儀礼だそうです。
怠けて囲炉裏端から離れない足に出来たアマメ(火だこ)をはぎ取るという意味だそうです。
(能登町HPより)
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