水稲荷神社 その2

甘泉園


参拝ついでに「都会のオアシス」 良い気を戴いてください。

そして・・・ 水稲荷 「耳欠け狐」



 ※ 「身体の痛いところをなでると痛みが取れる」と言われております。

「由来」 1702年頃。 今の早稲田大学9号館の横にあったころ・・・


ご神木の大椋から霊水が湧き出し、その際、「我を振興する者には火難を免れしむべし」というご御神託があり、その水が眼病に効果があるとして江戸中から評判を集め、「水稲荷」とされたとのことです。 
※ 水に関係することから、消防関係者や水商売の人たちから特に人気を集めたとのこと。

 
 → そして1963年に早稲田大学との土地交換により、此処、甘泉園移転しました。

◆ 合格祈願でも人気の神社
境内を見てみると合格祈願と書かれた登りを多数見かけます。
そこには早稲田大学の創設者として有名な大隈重信の存在があります。

寺社の移転にあたり、多大な寄付をしたとともに愛馬を伴い日々参拝をしていたそうです。
 ※ 境内入口に、愛馬を係留した木が残っています。

またその時の寄付は社務所にとどまらず、境内に残る立派な宮神輿にも使われ、今でも早稲田大学の同行の士が毎年担いで祭りを賑わせています。

佐藤栄作等、歴代の総理も訪れ、優秀な人たちのクールダウンの地としての扱いから、この水稲荷神社は早稲田大学のみならず合格祈願で人気の神社となったようです。



そして・・・ 耳欠け狐の脇を通り抜け、 水稲荷の裏手に回ると

現われるのが 「冨塚古墳」






この地は、水稲荷移転候補地として、冨塚の一番北部分(上方)にあたり
前方後円墳の円墳(後部)にあたるのでは?と思われます。

霊験あらたかなため、表からは発見できません。
(私も一度目は気が付きませんでした。) ネットで調べてYouTubeに動画を見つけ探し出した場所が「水稲荷」の裏手でした。  そして・・・「横穴」

そっくり移転されたようで石室の作りそのままです。
古墳の石室(棺室)の入口が横穴です。(閉ざされています)



そして 鳥居がおかれています。



以前、穴八幡を調べ始めたときに「出会った写真」 横穴 は此処の事でした。

大切な場所だから 観光化していないのだと思いますが、穴八幡の賑わいを見たら
改修や、維持に対する費用を捻出してほしく・・・ 公開します。


社務所はなく、神主さんのご自宅に行かれなければお札や絵馬はいただけません。
(玄関先でお声をかけると対応してくださいます。)
大切に保護していくべき場所に思いますので、良ければ初詣などにお出かけ下さい。



歴史好きなら、境内を上がったところに「堀田安兵衛」の功績碑もあります。
正面には「新宿西口行き」のバスも出ており、西早稲田なども停車しますので、穴八幡から歩かれて参拝した後はバスでメトロ迄行かれるのも良いですよ♪

簡単な地図を載せておきます。



 


一陽来復はがれない貼りかた!あなたの恵方・凶方