ドールズ最終章「穴八幡宮」

高橋克彦先生の 「ドールズ」


年末に、文庫以外の厚みを読もうと手にした ドールズ最終章



暮れに2022年用の「一陽来復」 を求め、冬至の12月22日に穴八幡に行ったことは書きましたが・・・

このサイトの「下調べ」と色々調べていたその夜・・・

寝しなにベッドでこの本を読んでて 「ぶっ飛びました〜(笑)


小説の舞台に 穴八幡横穴が 出てくるのです!! 


 ※ 高橋克彦「ドールズ」最終章 : 紹介

 江戸時代に「箱鬼」退治に出かける 主人公一行※
  ※ 7歳の少女(月岡 怜)の身体で、現代に蘇った江戸時代幕末の人形師(泉 目吉)を主人公に古書店の店主、医者(二人)のトリオ が展開する 鬼退治シリーズ です。
 ※ テレビでも「黒のサスペンスシリーズ」の中で、ドラマ化されたそうです。



重ねて、尾張藩下屋敷の 「箱根の街並み」 の様子まで文中に出てきて!!



どうして! 「私は引き寄せられるんだ?!」 と、驚きました〜!!


 ※ 私には・・・ 「引き寄せ」があります。  
  必要なものが売っている店などに 何故か 引き寄せられます。 

図書館で本を探している時、作家順の陳列棚ではなく・・・文庫ノベルの通路に行き振り返ると「目の前に本があった時」は、怖いくらいでした。 それ以来・・・ 「感で生きています」 (笑)

 以前にも、同本の出だしの章でこちらの話が出てきて、こちらのサイトでも紹介しましたが、当時は横穴の位置だけで・・・ 、何処にあるのか? の謎だらけでした。


 まるで、高橋先生とペアを組んでいるような意思疎通 嬉しさ です。


  上の図は、江戸城と日本橋界隈

主人公の(めきち) の師匠の、お店がある浅草界隈の話や、吉原なども話に出てきて時代考証も楽しく、 お暇なときにお勧めの一冊です。

 ネタバレで恐縮ですが・・・
最終章なので、「無事」 鬼退治(箱鬼)出来るのですが、花園神社の高い位置に「ワープ」ポイントがあったり、軽業級バイセクシャル君が(笑) トンボを切る瞬間があったり、ワクワクドキドキ出来ますよ♪



「江戸の楽しさ」 :

幕末の苦しい「御政道」の話から、「家賃の話」「両替・物価の話」「医療水準の話」、高橋先生得意のジャンルから、浮世絵を現代に持ち込んだ時の差額売買の値段まで・・・

 現代と似通う江戸時代

人は 「どう生きるべきか・・・」 の話まで





娯楽本でもあり、又哲学本でもあり・・・ 興味が尽きません。



 ※ よく 一両5万円と聞きますが、幕末は飢饉や財政難で2万円位の価値だったようです。



水稲荷なども出てきますので、こちらのサイトに興味を持っていただいた方、悪霊退治や幽霊の 霊的なものがお好きな方にも 「お薦めです」よ♪



 横穴発見 にかけての 小説のご紹介でした。